ASUSTeK Computerは8日、GPUに「AMD Radeon R9 280X」を搭載したグラフィックスカード「R9280X-DC2T-3GD5」を発表した。コアクロックを定格の850MHzから970MHzに引き上げたオーバークロックモデルとなっている。同日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は40,000円前後。
ヒートパイプをGPUに密着させた独自の高効率クーラー「DirectCU II」、ブロアー型のファンと通常のファンブレードによるハイブリッド構造の「CoolTechファン」を搭載する。また、マザーボード用のデジタル電源回路として定評のある「DIGI+ VRM」、高耐久高性能部品「Super Alloy Power」を採用している。また、GPU-Zベースのハードウェアモニタ&OCツール「GPU Tweak」も付属する。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が2,048基、コアクロックが970MHz、ブーストコアクロックが1,070MHz、メモリクロックが6,400MHz、メモリが384bit接続のGDDR5 3GB、接続インタフェースがPCI Express 3.0 x16。出力インタフェースはDVI-I、DVI-D、DisplayPort、HDMIを備える。補助電源コネクタは8ピン+6ピン。サイズはW285×D145×H38mm。