ブラザー販売は、男女各500人(計1,000人)に対して行ったインターネットアンケート「現代の年賀状に関する調査」の結果を公開した。

まず「年賀状」に関しては、90%以上の人が「1年の節目」と感じており、80%以上の人が「送る人とのつながり」を実感している結果となった。「日本のよき文化」という回答も、約65%と高い。

一方で、年賀状を作ることに対して、「嫌い」と「どちらかというと嫌い」と回答した人が半数越え。「面倒」と感じている人も70%近くにのぼる。ブラザー販売では「忙しい年末の毎年恒例の年賀状作りだからこそ、もっと簡単な年賀状作りが求められているのでは」と見る。

2013年始に受け取った年賀状の枚数は、平均で「56.3枚」。これを多いとするか少ないとするかは人それぞれだと思うが、そのうち記憶に残っている年賀状は30%程度でしかない。どんな年賀状が印象に残るかというと、直筆であること、自分へのメッセージがあることなど、「手作り感」と「オリジナル性」があると好感度が上がるようだ。家族やペットの写真を使った年賀状も基本的には良い印象だが、こうした写真を嫌う人もいるので気を付けたいところ。

年賀状のデザインについては、「家族で同じデザイン」を使う家庭が半数以上。年賀状作りを「面倒」や「嫌い」と感じる人が多いこととも、無関係ではなさそうだ。ただ、年賀状作りが家族のコミュニケーションにつながっている家庭も多く、ブラザー販売では「年賀状作りを年末の家族イベントとして、家族の思い出に残る時間にしてみてはいかがでしょうか」としている。

出展 : ブラザー販売株式会社調べ