なんとポンプも2連装の水冷クーラー
Antecの「Kuhler H2O 1250」は、2個のポンプを搭載する一体型の水冷CPUクーラー。一般に、一体型水冷ではポンプを水冷ヘッドに内蔵する製品がほとんどだが、この製品はラジエータ側に搭載しているのが特徴だ。ラジエータは24cmサイズで、12cm径のPWMファンを2連装する。価格は13,000円前後。
水冷ヘッドから外部に独立させることで、ポンプの大型化が可能になった。ポンプはファンの軸上に設置しており、その分、水冷ヘッドは70×70×26mmとコンパクトになったが、ラジエータが最厚部88mmと大きくなってしまっており、ケース格納時は物理干渉に注意が必要だ。シングルファンの「Kuhler H2O 650」もあり、こちらは8,000円前後。
43mm厚ラジエータに両面ファン搭載
ENERMAXの「ELC-LT120X-HP」は、TDP 300Wに対応するという高性能の一体型水冷CPUクーラー。同社独自のSCT(Shunt Channel Technology)採用のベースプレートや、セラミックベアリング内蔵のポンプを搭載している。ラジエータは12cmサイズだが、両面にPWMファンを搭載して冷却能力を強化。価格は13,000円前後だ。
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