ソニーは現地4日、電子書籍リーダー「Reader」の最新モデル「PRS-T3」を発表した。前モデルに比べ、ディスプレイ解像度などのスペックを向上させたほか、急速充電にも対応、みかけも大きく変わり、カバー一体型となった。

「PRS-T3」

「PRS-T3」は6インチサイズのディスプレイを搭載したE Ink端末。ディスプレイ解像度は758×1024ピクセル。600×800ドットだった、前モデルの「PRS-T2」に比べて解像度が大きく上昇、テキストが鮮明かつシャープに見えるようになった。また、同社のページリフレッシュ技術により、反転によるちらつきも低減させた。このほか、急速充電にも対応。3分間の充電で600ページの小説を読むことができるという。ACアダプタを使用した場合、おおよそ2時間でフル充電が行える。

外観も大きく変化した。カバー一体型の外観となり、同カバーを開くことで、中断した場所から読み進めることができる。

上記以外の主な仕様は以下の通り。ストレージは2GB(約1200冊分)。ただし、32GBまでのmicroSDカードに対応。Wi-FiはIEEE802.11 b/g/n、サイズ/重量は、(W)109x(H)160x(D)11.3(mm)/200g(スナップカバー含む)。

クリックで拡大とスライドショー