本日8月26日より運行がスタートした「ジョジョ ASB トレイン」の内装が公開された。

8月26日~9月9日の期間で運行される「ジョジョ ASB トレイン」

この車両は、8月29日に発売されるプレイステーション3専用ゲームソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』を記念して東京・山手線一編成をジャックしたもの。車両ドアの両脇には、『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』に参戦決定した第1部から第8部までのキャラクター33体のイラストが登場。各部の主人公であるジョジョの面々はもちろん、ディオやカーズ、ディアボロなど各部のボスキャラや人気のサブキャラクターまで、実際のゲームに登場する迫力あるグラフィックを使用。全部で33パターンが山手線の外側に貼り出されている。

そして気になる内装では、山手線車内の窓上広告から中づり、つり革に至るまで、ファンのみならず、一般の人々までも驚くようなインパクトあるギミックが満載。中づり広告には、ブローノ・ブチャラティの「スティッキィ・フィンガーズ」やジャン=ピエール・ポルナレフの「シルバーチャリオッツ」、空条承太郎の「スタープラチナ」といったスタンドの攻撃手段がエンボス加工、切り抜き加工、特殊印刷技術を用いて表現されている。

ブローノ・ブチャラティのスタンド「スティッキィ・フィンガーズ」。ジッパーの部分は切り抜き加工

空条承太郎のスタンド「スタープラチナ」。パンチ跡にはエンボス加工

ジャン=ピエール・ポルナレフのスタンド「シルバーチャリオッツ」。剣の跡には切り込み加工

さらにドアの左右にあるドア横広告には、各部のメインの登場人物の肖像とおなじみの名台詞をセットで展示。ジョナサン・ジョースターの「ふるえるぞハート! 燃え尽きるほどヒート!!」、空条承太郎の「オラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ」、岸辺露伴の「だが断る」など全6パターンが展開されている。そのほか、ドア上のモニター(トレインチャンネル)では本作のPVが上映、車両のどこかに仕込まれたシークレットギミックもあるという。

ジョセフ・ジョースター

空条承太郎

岸辺露伴

車両を丸ごと使って『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』を表現し、交通広告の歴史に残るであろう力作に仕上がっているというこの「ジョジョ ASB トレイン」の運行期間は8月26日~9月9日。また期間中は、PC/スマートフォン向けの特設サイトにて、「ジョジョASB トレイン」の運行情報をナランチャ・ギルガのスタンドである「エアロスミス」をモチーフにしたシステムで、どのあたりを走行しているか、リアルタイムで配信している。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』は、1987年から連載がスタートし、現在も漫画誌『ウルトラジャンプ』(集英社刊)誌上で連載中の荒木飛呂彦氏による人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の世界観を忠実に再現した対戦格闘アクションゲーム。第1部『ファントムブラッド』から最新の第8部『ジョジョリオン』まで、シリーズに登場する主要キャラクターが総登場する。プロモーション動画の再生数は1,600万回を越え、8月20日時点の「2013年 Amazon.jp ゲーム総合ランキング」ではNo.1セールスを記録。

ゲーム化にあたり、本作では荒木飛呂彦氏の魅力的な絵のタッチを3DCGで忠実に再現。『ジョジョ』を象徴するジョジョ立ち、斬新な擬音、独特な台詞まわしの表現に徹底的にこだわり、対戦による勝敗を目的とするだけでなく、プレイ中に登場するキャラクターの個性や戦闘スタイルを捉えた演出などが大きな注目を集めている。

(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 (C)2012 NBGI