アブポイントは23日、Microsoft SharePoint向けの3製品を国内に提供開始したと発表した。加えて、Windows Azure インフラストラクチャーサービスに完全対応したとしている。

SharePoint向け生産向上アプリ

今回提供された製品は、SharePoint Online向けクラウドソフトウェアプラットフォーム「DocAve Online」と、会議に関連するタスクをSharePoint上で作成・共有・管理できる「Meetings」、散在するタスクやカレンダーがどこからでも一目で分かる環境を実現する「MyView」の3つ。

「DocAve Online」は、ユーザーや権限、コンテンツなどのコントロールを失わずに物理サーバの制御タスクから解放され、クラウドの拡張を実現したいと考えるユーザ製品。バックアップや管理の強力なツールを提供し、総保有コストとIT管理者のメンテナンスを必要とするハードウェアの削減に寄与する。

「Meetings」は、メモやアクション、議題アイテムに対する決定などのトラッキングを可能にし、会議の秩序と効率性を向上するツール。従来の会議をトラッキングする作業では、手書きのメモを入力し、メールで共有するという工程が多く、作業効率が悪かったが、各アクションをタスクとして作成することで、SharePoint上のマイタスク機能を活用し、SharePointやOutlookで確認できる。

「MyView」は、Windows Azure 上でホストされ、SharePointやExchange内のタスクやカレンダーなどのアイテムを統合・同期し、オンライン・モバイル・デスクトップを問わずExhangeアプリケーション上で表示できる。ナレッジ・ワーカーのタスクやカレンダーなどの情報を一箇所にまとめて表示することで、作業締め切りなどの管理や組織のビジネス要件の把握がしやすくなり、作業効率向上が可能。

「DocAve Online」、「Meetings」、「MyView」の3製品はそれぞれ23日より購入が可能となっている。