4-6月のOS別世界スマホ市場シェア、Androidが79%、iOSはシェア落とす

米IDCは8月7日 (現地時間)、2013年第2四半期 (4-6月)の世界スマートフォン市場調査をOS別に分析した結果を公表した。AndroidとWindows Phoneが大きく出荷台数を伸ばし、昨年9月のiPhone 5発売から新製品のないiOSが市場シェアを落とした。

4-6月の世界スマートフォン市場の出荷台数は2億3640万台で、前年同期の1億5620万台から51.3%増、前期の2億1630万台から9.3%増だった。OS別の出荷台数首位のAndroidは1億8740万台 (前年同期比73.5%増)。市場シェアは79.3%で、2位のiOSとのシェアの差を前期よりさらに8ポイント広げた。iOSは出荷台数3120万台 (同20％増)。3位のWindows Phoneは870万台でシェア3.7%と引き離されているものの、伸び率が77.6%でトップだった。4位以下のBlackBerry、Linux、Symbianは前年同期比でマイナスだった。

Androidベンダーの出荷台数トップはSamsungで、出荷台数7330万台 (市場シェア: 39.1%)。2位から5位の出荷台数の合計を上回るが、IDCは「Androidエコシステムを形成する残りのベンダーを見過ごすべきではない。その多くは、カギとなる成長市場において地域に根付いた存在になっている」と指摘している。