HTCは18日、4.3インチサイズのAndroidスマートフォン「HTC ONE mini」を発表した。同社のフラッグシップ機「HTC ONE」のデザインや機能を引き継いだ小型モデルとなっている。日本国内での発売は未定。

写真右:「HTC ONE mini」。HTC ONEよりも一回り小さい

HTC ONE miniは、4.7インチサイズの「HTC ONE」を一回り小さくしたAndroidスマートフォン。HTC ONE miniのサイズ/重量は、132x63.2x9.25(mm)/122gで、HTC ONEよりも縦が5.4mm、横が5mm、奥行き0.5mm小さくなり、21g軽くなる。

スペック面では、HTC ONEは、CPUが1.7GHzクアッドコアのQualcomm Snapdragon 600RAM2GB、ストレージが32GB/64GB、ディスプレイがフルHD、468ppiなのに対し、HTC ONE miniでは、1.4GHzデュアルコアのQualcomm Snapdragon 400、RAMは1GB、ストレージは16GB、ディスプレイがHD、341ppiと控えめなものとなっている。

HTC ONE miniのこのほかの仕様は、インタフェースが3.5mmステレオオーディオジャック、Bluetooth 4.0(aptX対応)、Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n、DLNA、スマホからの音声や動画をストリーミング再生する「HTC Connect」にも対応。バッテリー容量は1,800mA。対応ネットワークは、2G/2.5G(GSM/GPRS/EDGE)、3G(UMTS/HSPA)、4G(LTE)。

一方で機能面では、HTC ONEの特徴的な機能を引き継ぐ。新しいユーザインタフェースの「HTC BlinkFeed」を採用し、アンプ内蔵のステレオスピーカーで高温質なサウンドが楽しめる「HTC BoomSound」、シャッターを押す1秒前から4秒間を撮影することで最適な写真の選択ができる「HTC Zoe」といった機能が利用できる。

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