Android向けのGoogleマップが更新された。2012年12月に公開したiPhone向けGoogle マップを元にデザインを変更したほか、周辺のスポットを手軽に探せる検索機能やリアルタイムで交通情報を反映するナビゲーション機能などが追加されている。

新機能「周辺のスポット」は、検索窓をタップすると下部に表示され、「食べる」「飲む」といったカテゴリから近くの店舗を探すことができる機能。また、店舗の評価を5段階評価で表示するようにしたほか、駅や空港、モールなど建物内の徒歩経路をチェックできる機能なども追加した。

周辺のスポット機能

このほか、ナビゲーション機能では事故情報などの交通状況に応じて最適なルートを自動的に表示する強化を行った。

ナビゲーション機能

アップデートの対象は、Android 4.0.3以降を搭載した端末で、数週間にわたり順次適用していく予定。Android 4.0.2以前のユーザーは、Googleマップのヘルプページでサポート情報を参照して欲しいとしている。また、iPhoneやiPad向けにも近日中にApp Storeでの提供を予定する。

今回のアップデートにともない、現在地を公開・共有する「チェックイン」機能と「Google Latitude」機能が、8月9日(太平洋標準時間)にモバイル向けのGoogleマップから削除される。代わりに、Android向けのGoogle+で同様の機能を提供するという。