安価なファンレスNUCケース

NUCケースで注目なのはakasaだ。同社の「Newton」は、ファンレスのNUCケースで、ヒートシンク状のアルミボディでCPUからの熱を逃がす仕組み。大きさは15(W)×15(D)×4.7(H)cm。I/Oパネルが決まっているため、マザーボードはIntelの「D33217GKE」用となる。

akasaのNUCケース「Newton」。ファンレスである点も魅力的だ

I/Oはこのタイプ。USB×2、HDMI×2、LAN用の穴が開けられている

こちらは日本代理店のミスターカードからすでにリリースが出ており、価格は7,500円前後とのこと。お手頃価格なのも魅力だ。ただ個人的には、ブラックモデルしかないのがやや残念。COMPUTEX会場で展示されていたような、ゴールドやシルバーなども国内販売を期待したいところだ。

こちらはフロント側。USB×1や、電源ボタンなどが配置されている

放熱の仕組み。ヒートパイプはなく、アルミボディが直接CPUに接触する

ブースでは赤外線サーモグラフィを使った放熱のデモも行っていた

Newtonの表面を映しているようだが…均一すぎて良く分からない

また「Galileo」は、非常に薄いファンレスのThin Mini-ITXケース。こちらは放熱部をマザーボードの横に配置することでロープロファイルを実現。Thin Mini-ITXの「薄い」というメリットをより活かしたケースと言えるだろう。

ファンレスThin Mini-ITXケース「Galileo」。非常に薄い本体が特徴だ

ヒートシンクはサイドに配置。CPUとはヒートパイプで接続される

次ページMini-ITXケースでも水冷対応