ASUSTeK Computerは14日、PCのオーディオ環境を向上させる高性能なUSB DAC「Xonar Essence One MUSES Edition」を発表した。6月15日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は73,000円前後。

「Xonar Essence One MUSES Edition」

背面

内部

PCのUSBポートに接続するUSB DAC。I/V変換部分のOPAMPとローパスフィルターに新日本無線製「MUSES 01」を採用。従来モデルとは違った音を楽しめ、OPAMPの交換も可能。

192KHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応。アップサンプリング機能を搭載し、ハイレゾ音源以外でも高音質で出力する。アップサンプリング機能出力は384.0kHz/32bit(192/96/48kHz入力時)、352.8kHz/32bit(176.4/88.2/44.1kHz入力時)。

そのほか、ノイズをできる限り低減する電源、低ジッタのUSB非同期転送モード、ヘッドホンアンプとライン出力、ボリュームを独立して調整できる機能などを搭載する。

USBオーディオプロセッサはC-Media Electronics製「CM6631」、S/PDIFレシーバーは旭化成エレクトロニクス製「AK4113」、DSPはAnalog Devices製「ADSP-21261」、DACはBurr-Brown製「PCM1795」×2基(左右独立)、スピーカー出力用OPAMPがNational Semiconductor製「LM4562」×3基(RCA用×1、XLR用×2)、ヘッドホン出力用OPAMPがNationalSemiconductor「LME49720NA」と「LME49600TS」。

SN比はバランス出力時120dB、アンバランス出力時114dB、ヘッドホン出力時106dB。THD+N出力は0.000316%。周波数特性は10Hz~48KHz。最大入出力レベルは、バランス出力時4Vms、アンバランス出力時2Vms、ヘッドホン出力時7Vms。サンプリングレートは、デジタル入力/アナログ出力ともに、192/176.4/96/88.2/48/ 44.1kHz(24/16Bit)、アナログ出力で、192/176.4/96/88.2/48/ 44.1kHz(24/16Bit)。

音声入力インタフェースはS/PDIFの角型×1、同軸×1。音声出力インタフェースは、RCA×1、6.3mmステレオ標準ジャック、バランス出力(XLR)×2。インタフェースはUSB 2.0、本体サイズはW×D×Hmm、重量はg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.8以降。