東芝は31日、2013年夏モデルのスタンダードノートPC「dynabook T653」を発表した。ディスプレイはタッチパネル付きの15.6型液晶 (1,366×768ドット)を採用。CPUなどハードウェア構成の違いで3モデルに大別され、それぞれプレシャスブラック、リュクスホワイト、モデナレッドの3色が用意される。価格はいずれもオープンで、発売は6月中旬を予定している。
dynabook T653/68J
CPUにIntel Core i7-3630QM (2.4GHz)を搭載した上位モデルで、店頭予想価格は185,000円前後。CPU以外の主な仕様は、メモリがPC3-12800 8GB (4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000 (CPU内蔵)、ディスプレイが15.6型ワイド液晶 (1,366×768ドット)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、1000BASE-T対応有線LAN。インタフェースはUSB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力、フルHD対応のWebカメラ (約200万画素)などを装備する。サイズは約W377.5×D244.3×H28.0~29.9mm、重量は約2.5kg。バッテリ駆動時間は約4.7時間。
スピーカーはオンキヨー製で、Bluetoothマウスが付属。ソフトは「Microsoft Office Home and Business 2013」や「Adobe Photoshop Elements 11」「Adobe Premiere Elements 11」などがバンドルされる。
dynabook T653/57J
CPUにIntel Core i3-3227U (1.9GHz)を搭載した中位モデルで、店頭予想価格は155,000円前後。そのほか上位モデルT653/68Jとの違いは、HDD容量が750GB、無線LANがIEEE802.11b/g/n対応、Webカメラが約90万画素となる点などが挙げられる。また、Adobe製の写真・動画編集ソフトは付属しない。
dynabook T653/46J
CPUにIntel Celeron 847 (1.1GHz)を搭載した下位モデルで、店頭予想価格は135,000円前後。そのほか中位モデルT653/57Jとの仕様の違いは、メモリがPC3-10600 4GB (4GB×1)、有線LANが100BASE-TX対応となる点などが挙げられる。