ASUSTeK Computerは8日、天板の内側と外側の両面にディスプレイを搭載したデュアルスクリーン仕様のUltrabook「ASUS TAICHI」の13.3型モデルを発表した。製品名は「ASUS TAICHI 31」で価格はオープン。法人向けに5月17日から発売される。

ASUS TAICHI 31

「ASUS TAICHI」は、通常のディスプレイ面に加えて、天板の外側にマルチタッチ対応ディスプレイを備えるユニークなUltrabook。個人ユーザー向けには11.6型ディスプレイを搭載した「ASUS TAICHI 21」シリーズが発売されている。

今回発表された「ASUS TAICHI 31」のディスプレイは、内側のノートPC面が13.3型ワイドIPS液晶で表面はノングレア、外側のタブレット面が10点マルチタッチ対応の13.3型ワイドIPS液晶で表面はグレア、ともにLEDバックライトを使い、解像度は1,920×1,080ドットとなっている。また、タブレット面の表面にはCorning社の強化ガラスでサファイア並みの硬度9Hを持つ「Fit Glass」を採用している。

そのほかの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3317U(1.7GHz)、チップセットがMobile Intel QS77 Express、メモリがPC3-12800 DDR3 4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、ストレージが128GB SSD、OSはWindows 8 Pro 64bit。

通信機能にはIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0、10/100BASE-TX対応有線LANを搭載。インタフェースはUSB 3.0×2、SDカードスロット、mini-VGA、microHDMI (タイプD)などを装備する。バッテリ駆動時間は約6.6時間。サイズはW339.2×D228×H17.4mm、重量は約1.56kgとなっている。