Microsoftは15日(現地時間)、Windows 8およびWindows RT上で動作するWindowsストアアプリのアップデートを、自社ブログである「BING BLOGS」で発表した。今回対象となったのは「ニュース」「地図」「ファイナンス」「スポーツ」「トラベル」「天気」の6つ。既に前者5つはアップデートが公開されているが、「天気」は「今後数日間のうちに提供する」とBingチームは述べている。

「ニュース」「マップ」「ファイナンス」「スポーツ」「トラベル」の5つは既にアップデートが公開されている

「ニュース」は特定のカテゴリやトピック、またはニュースメディアに特化した専用のタブを設置し、より興味を持つニュースを素早く閲覧可能になった。また、RSSフィードの購読やネットワークがオフラインな状態での閲覧機能をサポートしている。

「アプリガイド」が用意され、表示するカテゴリの選択やニュースメディアの管理が可能になった

こちらはカテゴリの管理画面。順番の入れ替えは興味のないニュースは取り外しが可能

RSSフィードを追加することでニュースメディアを追加することができる

オフライン環境の閲覧はオプションから設定。初期状態で有効となる

「地図」は自動車や公共交通機関、徒歩の経路表示を大幅に改良し、工事や交通事故情報を通知する機能を追加。また、ルート探索の結果をお気に入りとして保存するか、スタート画面にピン留めすることも可能になっている。

工事や交通事故などの情報を通知するようなった「地図」

ルート探索の結果は、お気に入りへの保存やスタート画面へのピン留めが可能になった

「ファイナンス」は銘柄ウォッチリストを更新し、米国株式情報を中心としたインタラクティブなチャートを追加。今後東証など日本の株式情報が反映されるかは現時点で不明である。

情報提供のスピードが向上した「ファイナンス」の銘柄ウォッチリスト

インタラクティブなチャートが追加され、よりビジュアライズされた

「スポーツ」は、サッカーやアメリカンフットボール、バスケットボールなど65種類のスポーツに対して、29のスポーツリーグを追加。日本のJ1/J2リーグも追加され、サッカーファンなら及第点を付けられるアプリに成長したと言える。

65種類のスポーツに対して、29のリーグを追加した「スポーツ」

待望のJ1/J2も対象に含まれている

「トラベル」は有名な旅行ガイドブックを発行する「Lonely Planet」「Frommer's」「Fodor's」と提携し、各社が情報がコンテンツに加わった。3Dパノラマを楽しみ、ホテルなどのチェックインも可能。

情報コンテンツが増えた「トラベル」。提携サイトと連動したホテルの予約も可能だ

冒頭で述べたように「天気」のアップデートは先の話だが、天気図が動的に変化するという。気温や降水量、雲量など複数のカテゴリで表示する機能が追加され、ダイナミックな天気情報を楽しめるという。

動的な天気図となる予定の「天気」。アプリタブには「Cloud(雲)」などのボタンが並んでいる(画面は公式ブログより)