NECは15日、個人向けの自動バックアップサービス「オンライン自動バックアップPowered by AOSBOX」を提供開始した。容量は1ユーザーあたり50GBで、利用料金は月額525円。同社商品・サービス購入サイト「121ware」から申し込みを受け付ける。

「121ware」のオンライン自動バックアップPowered by AOSBOX 提供画面

クラウド上の保管領域(50GB)に、必要なデータを定期的に自動バックアップできるサービス。AOSテクノロジーズのクラウド型バックアップソフト「AOSBOX」をベースに、年賀状ソフトウェアや会計ソフトウェアのデータに5月より対応するなど、日本市場向けにカスタマイズしての提供となる。

バックアップデータは世代管理で、過去にさかのぼり復旧可能。バックアップはフォルダ単位、拡張子単位で行え、前回の差分データのみ転送するため、転送時間も最小限となる。対応ファイルの詳細は、今後同社サイトで案内される。

データはID/パスワードで保護され、PCやスマートフォンなどからブラウザ経由でアクセス可能。筆王/筆まめ/筆ぐるめ/楽々はがき/はがきスタジオなどの年賀状ソフトウェアのほか、弥生会計/弥生給与/弥生販売勘定奉行/会計王/JDLなどの会計ソフトウェアに5月より対応する予定。

利用料金は、契約開始月は無料だが、同一サービスの2度目以降の契約は、契約開始月から利用料金が必要。対応OSはWindows XP / Vista(SP2以降) / 7(SP1以降) / 8。支払いはクレジットカードのみ。