IDC Japanは25日、2012年の日本国内におけるレーザー複合機(レーザーMFP)の市場動向を発表した。出荷台数は前年比9.9%増の704,000台。企業の安定したリプレイス需要に支えられ、とくにカラーレーザー複合機が好調であるという。
顕著な伸びを示したカラーレーザー複合機を対応サイズ別でみると、A3対応機が前年比12.8%増、A4対応機が同9.6%増。レーザー複合機全体におけるカラー機の比率も、2011年の64.4%から1.6ポイント伸びて66.0%となった。
レーザー複合機の市場は、カラーレーザー複合機のリプレイス需要が顕在化していることもあり、景況が下降しない限り、今後も成長を持続できると同社は分析している。