エプソンは25日、A4サイズ並みの8インチ(203.2mm)幅でカラーラベルを出力できるインクジェットプリンタ「GP-C831」を発表した。発売は4月下旬で、価格はオープン。「GHSラベル」の印刷にも利用可能となっている。

GP-C831

日本工業規格(JIS)の変更により、化学品の危険有害度を示す「GHSラベル」にて絵表示部分を赤枠で囲むことが定められたことに向けた製品。もちろん、GHSラベル以外にも送り状ラベルや外装ラベル、棚札などの印刷に使用できる。60万枚の印刷に対応する高耐久性、最速19.7枚/分、標準で18.1枚/分の高速印刷も特徴。インクは水漏れやアルコールに強い顔料インクを採用している。

そのほか主な仕様は、解像度が最高5,760×1,440dpi、インクカートリッジは4色独立型、インタフェースはUSB2.0、10BASE-T/100BASE-TX、対応OSはWindows XP/Vista/7、WindowsServer 2003/2008/2008R2。

対応する用紙種類とその厚さは連続普通紙 0.065~0.14mm、連続ラベル紙(インクジェットプリンター対応ラベル)0.145~0.19mm、連続薬袋 0.11~0.13mm。用紙幅は76.2~241.3mm、用紙長は12.7~558.8mm。本体サイズは464×465×224mm、重量は約12.2kg(カートリッジ含まず)。動作音は標準で約54dBA、サイレントモード時で約48dBA。

また、モノクロ出力モデルの「GP-M831」も同時に発売される。