Today Red Hat is the world´s most trusted provider of Linux and open source technology.

Oracleは先日、JDK 6の最新版となるJava SE Development Kit 6, Update 43 (JDK 6u43)を公開した。OracleはこのリリースをもってJDK 6のアップデート提供を終了するとしており、すべてのユーザへJDK 7への移行を勧めている。以降、JDK 6にセキュリティ上の脆弱性が発見されたとしてもアップデートが提供されることはない。

これを受けてRed Hatは3月7日(米国時間)、同社がOpenJDK 6プロジェクトにおいてリーダシップの立場でサポートを実施すると発表した。Red HatはOpenJDK 6の開発を継続していくものと見られ、JDK 6からJDK 7へ移行せずにバージョン6を使い続けたいユーザに、新しい選択肢が登場したことになる。

OpenJDKはOracleから正式にパッケージが提供されていないOSにおいて、実質的にデフォルトのJavaプラットフォームになっている。Sun Microsystems時代に契約を締結したFreeBSD Foundationも、以降はOpenJDKをJavaの実装系として使うことを推奨している。