富士ゼロックスは25日、プリンタ「DocuPrint」シリーズの新製品として、A4対応のモノクロプリンタを4モデル発表した。無償アプリ「Print Utility」を使って、iOS/Android端末からダイレクト印刷することも可能。3月1日より順次発売し、価格はエントリーモデルがオープン、その他のモデルは59,800円より。

「DocuPrint P450 d」「DocuPrint P450 ps」

DocuPrint P450 d
DocuPrint P450 ps

「DocuPrint P450 d」の価格は98,000円、PostScript対応で内蔵フォントを拡充した「DocuPrint P450 ps」は158,000円。3月8日より発売する。

各種の業種や業務用途で使われる特殊用紙への対応を強化した上位モデル。最小60g/m2の薄い紙から最大216g/m2までの厚紙、帳票や自治体・医療機関などで使われる定形外サイズの用紙を、本体の標準トレイ/手差しトレイ/トレイモジュール(オプション)から出力できる。配送伝票や圧着はがき、カード型国民健康保険被保険者証などにも対応。

連続プリント速度は片面印刷時で45枚/分、両面印刷時で27ページ/分、ファーストプリントは5秒、最大印刷解像度は1,200×1,200dpi。給紙は標準トレイ(550枚)と手差しトレイ(150枚)で、オプションのトレイモジュール(550枚/1段)を3段まで追加することで、最大2,350枚の給紙が可能。

インタフェースはUSB 2.0と10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、オプションでIEEE802.11b/g/n対応無線LANにも対応できる。本体サイズはW393×D426×H315mm、重量は約13kg(消耗品を含む)。消費電力は最大1,200W、平均はレディ時で70W、稼働時で650W、TEC値は2.30kWh。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008 / 2008R2、Mac OS X 10.4.11~10.8。

「DocuPrint P350 d」

DocuPrint P350 d

コンパクトな本体ながら、片面の連続プリントで35枚/分、両面で21ページ/分、ファーストプリント5.5秒の高速性を持ったミドルレンジモデル。価格は59,800円、4月10日より発売する。

最大印刷解像度は1,200×1,200dpiで、給紙は標準トレイ(250枚)と手差しトレイ(50枚)、オプションのトレイモジュール(250枚)を追加することで、最大550枚の給紙が可能。インタフェースはUSB 2.0と10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、オプションでIEEE802.11b/g/n対応無線LANにも対応できる。

本体サイズはW393×D426×H267mm、重量は約12kg(消耗品を含む)。消費電力は最大1,200W、平均はレディ時で45W、稼働時で550W、TEC値は1.91kWh。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008 / 2008R2、Mac OS X 10.4.11~10.8。

「DocuPrint P250 dw」

DocuPrint P250 dw

上記「DocuPrint P350 d」より小型化を進めつつも、片面の連続プリントで30枚/分、両面で18.5ページ/分、7秒以下のファーストプリントを実現したエントリーモデル。インタフェースとして、USB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LANに加えて、IEEE802.11b/g対応無線LANを標準で搭載するのも特徴。発売は3月1日、価格はオープン。

最大印刷解像度は1,200×1,200dpiで、給紙は標準トレイ(250枚)と手差しトレイ(10枚)。本体サイズはW385×D355.6×H225mm、重量は約7kg(消耗品を含む)。消費電力は最大930W、平均は450W、TEC値は1.73kWh。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008 / 2008R2、Mac OS X 10.4.11~10.8。