ワコムは、藤田観光が運営するワシントンホテルチェーン「ホテルグレイスリー」に導入される「対面型セルフチェックイン機」に同社の液晶ペンタブレット「DTF-720」が採用され、同機の運用が開始されたことを発表した。

ワコムの液晶ペンタブレットが組み込まれた「対面型セルフチェックイン機」

宿泊カードの手書き入力

「対面型セルフチェックイン機」は、PlanDと藤田観光が共同開発したもの。国内初の電子レジストレーション(宿泊)カード機能が搭載されており、宿泊客が備え付けのスタイラスペンで液晶画面上に必要事項を書き込むことで、チェックイン、精算、チェックアウトの手続きを行うことができる。また、電子マネー機能付き会員カード「藤田観光グループ・メンバーズカードWAON」を使用すると、全ての手続きを電子サインのみで完了できる。このシステムを導入することにより、チェックインおよびチェックアウトの待ち時間が短縮され、より細やかなサービスの提供が可能となるということだ。