とにかく機能が盛りだくさんなGH3。中には、ハイエンド機にこれは必要だろうかと思われる機能もあるが、「LUMIX」ブランドの頂点の看板を背負うカメラに相応しい一台であることは間違いない。ただ一点、本文中にも触れたファインダーが気にはなるものの、そこに問題を感じなければ、フォトライフの頼もしい相棒となってくれるだろう。高級機は製品としてのライフサイクルが長く、安心感もある。LUMIXファンなら特に、ぜひ一度触れてみてほしいカメラだ。

露出のオーバー気味の画像とアンダー気味の画像を連写して合成、白飛びを抑え暗部を引き上げる「Dレンジコントロール」が利用可能

定点観測に役立つ「インターバル撮影」の設定画面

豊富なタッチ機能はオン・オフを設定できる

センサーの劣化に伴うドット抜け、いわゆるホットピクセルを改善する「ピクセルリフレッシュ」機能を装備

現在の設定情報をひと目で見渡せるうえ、各設定をその場で変更可能

3軸の加速センサーを搭載し、水準器の表示が可能

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LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8 ASPH./POWER O.I.S.のワイド端(左) とテレ端(右)で撮った写真

絞り優先オート。露出時間は5秒間(オリジナル画像を見る)

絞り優先オート。これだけの逆光にも関わらずフレアやゴーストがまったく出ないのは、レンズコーティングの優秀さを物語っている(オリジナル画像を見る)

クリエイティブコントロール「インプレッシブアート」(オリジナル画像を見る)

クリエイティブコントロール「ジオラマ」(オリジナル画像を見る)

クリエイティブコントロール「セピア」(オリジナル画像を見る)

クリエイティブコントロール「ソフトフォーカス」(オリジナル画像を見る)

クリエイティブコントロール「ワンポイントカラー」(オリジナル画像を見る)

画作りを感覚的に選択できる「シーンガイド」

シーン「スイーツをかわいく撮る」(オリジナル画像を見る)

シーン「ほのぼのした雰囲気で撮る」(オリジナル画像を見る)

シーン「人物 逆光でふんわり撮る」(オリジナル画像を見る)

シーン「水面をキラキラ撮る」(オリジナル画像を見る)

シーン「夕焼けを印象的に撮る」(オリジナル画像を見る)

シーン「夕焼けを幻想的に撮る」(オリジナル画像を見る)

(撮影:青木 明子)