インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は10月25日、同社が実施した調査の結果をまとめた「電子書籍ストア利用動向調査 OnDeck2012年9月調査版[楽天kobo開始後2か月、Kindle上陸前の日本のストア市場を分析]OnDeck編集部編」の販売を開始した。あわせて、調査結果の概要が発表されている。

同書は、同社のEPUBマガジン「OnDeck weekly」の読者を対象に実施した電子書籍ストアに関する調査のレポートで、2012年9月に実施した最新の調査結果に加え、過去2回の調査結果やクロス集計、ストア別の動向などが掲載されている。

同調査では、最も利用率が高かった電子書籍ストアは「紀伊國屋書店BookWebPlus」で、13.0%の人が「現在利用している」と答えたという。同ストアの利用率は2011年11月調査時から4.3%上昇しており、同社は、iPadやiPhone、Android搭載端末のほか、ソニーの電子書籍端末「Reader」などの幅広い端末で利用可能なことや、購入した電子書籍を異なる環境で継続的に閲覧できるといった利便性が高評価につながっていると推測している。

なお電子書籍ストアの利用率2位は「楽天koboイーブックストア」で、3位はソニーの「Reader Store」という結果になっている。

電子書籍ストアの利用状況 上位3ストア(発表資料より)

紀伊國屋書店BookWebPlusの利用状況の推移(発表資料より)

同書は3章50ページで構成され、価格はCD(PDF)版が3万8000円、CD(PDF)+冊子版が4万8000円。同社の電子書籍販売サービス「libura PRO(ライブラ・プロ)」では、購入前に誌面イメージを確認可能なほか、特定の章だけを選んで購入することもできる。

「電子書籍ストア利用動向調査 OnDeck2012年9月調査版」の目次

同社は今後も継続して電子書籍ストアの利用率に関する調査を行い、「OnDeck調査レポートシリーズ」として随時発行するとしている。