カシオ計算機は10日、デジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」の新製品として、広角25mm(35mm換算)からの光学24倍ズームレンズを搭載した「EX-H50」を発表した。ブラック/ホワイト/レッドの3色を用意。10月26日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は25,000円前後。

EX-H50B(ブラック)

EX-H50WE(ホワイト)

EX-H50RD(レッド)

ホールド感に優れた薄型コンパクトなボディに、光学24倍ズームレンズやCCDシフト方式の手ブレ補正機能、3型液晶モニタなどを搭載。広角端25mmと高倍率ズームをいかして、広大な風景や狭い室内、被写体に近づきにくい場所など、幅広いシーンで撮影を楽しめるとしている。

撮影機能としては、高精度なオート撮影モード「プレミアムオート」、8通りの特殊効果が楽しめる「アートショット」(トイカメラ/ソフトフォーカス/ライトトーン/ポップ/セピア/モノクロ/ミニチュア/フィッシュアイ)などを装備。

液晶面(EX-H50BK)

周囲に配慮した設定へと瞬時に切り替えられる「マナーモード」(操作音なし/フラッシュ禁止/セルフタイマー無効/AF補助光無効)もありがたい機能。水族館や美術館、レストランなどで撮影したいとき、便利に使えそうだ。

撮像素子は有効1,610万画素の1/2.3型CMOS、レンズの焦点距離は約25mm~600mmの光学24倍ズーム(35mmフィルム換算時)、開放F値はF3.0~F6.9、最短撮影可能距離は約2cm~。動画は解像度が最大1,280×720ドット、フレームレートが30fps、記録はMotionJPEG/AVI形式。ISO感度は64~1600で、動画撮影時はオートになる。

背面の液晶モニタは約46万ドット・3型で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードのほか、約41MBの内蔵メモリが利用可能。無線LAN(Wi-Fi)内蔵のメモリカード「Eye-Fi」にも対応する。バッテリは専用リチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約145枚。本体サイズはW106.9 D39×H68.6mm、重量は約238g(電池およびメモリカードを含む)。