米Intelは26日(現地時間)、同社CEOのPaul Otellini氏がMicrosoftの次期クライアントOS「Windows 8」のリリースに懸念を示したという報道について、「根拠のない(Unsubstantiated) ニュースレポート」と否定した。

これは米Bloombergの25日付の記事「Windows 8 Bugs Hurt Microsoft, Intel Chief Said to Say」(26日にIntelのコメントを追加)に対するステートメントである。台湾でのIntel社員とのミーティングにおいてOtellini氏が、Windows 8にはまだ改善が必要であり、完成に至る前にリリースされると述べたと報じた。

これに対してIntelは、Otellini氏のコメントに関する報道には根拠がないと指摘。これまでのWindows製品と同様にWindows 8に対しても「エキサイティングな体験と素晴らしいパフォーマンス、優れた互換性を提供すると期待している」としている。同社が推進しているウルトラブックやコンバーティブルデバイス、タブレットにおいてタッチインターフェイスが重要な要素であり、過去にOtellini氏が「Windows 8はIntelにとって最高の出来事の1つになる」とコメントしたことも紹介している。

Windows 8は10月26日に発売される。