楽天は25日、同社が運営する電子書籍ストア「Raboo」において、コンテンツの販売を2013年1月22日に終了予定とし、2013年3月31日をもって同サービスを終了する予定であると公表した。2011年8月にオープンした同ストアは、わずか1年半余りで終わることになる。
「Raboo」はソニーの電子書籍リーダー「Reader」、パナソニックの電子書籍タブレット「UT-PB1」に対応した電子書籍ストア。楽天では、2013年3月31日に同サービスを終了予定と公表し、利用上の注意をユーザー対して呼びかけている。
「Raboo」によると、コンテンツの販売を2013年1月22日に終え、すでに端末にダウンロード済みのコンテンツについてはサービス終了後も継続利用できるが、4月1日以降は購入済みのコンテンツの再ダウンロードは行えなくなるとしている。このため、未ダウンロード状態のコンテンツについては、サービス終了前のダウンロードを勧めている。
なお、サービス終了にあたって、一定の条件を満たしたユーザーに対して、楽天スーパーポイントを付与する施策を実施する。さらに、koboサービス移行支援プログラムを設け、「kobo Touch」ユーザー拡大ための誘導も図る。