アンクは、論文やレポートなどを作成する際に、Web上からのコピペを防ぐ目的で開発されたコピペ判定支援ソフト「コピペルナー」の最新バージョン「コピペルナーV3」を11月に発売する。価格はアカデミック版で価格43,500円、アカデミック版以外が価格67,200円。対応OSは、Windows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7 / 8。

「コピペルナー」は、金沢工業大学知的財産科学研究センター長、杉光一成教授が"考える力や表現する力を養ってほしい"という考えのもと考案し、同社が開発したソフト。レポートや論文を作成するにあたり、コピー&ペーストによる文章作成を抑止する。

キーワードやドメインを設定してインターネット上からサイトデータを収集し、Officeファイル、PDFやテキスト、HTMLなど指定できる文書と比較することでコピペ判定結果を算出。コピペ割合、コピペ箇所の色別表示、比較文書の相関図など多角的な分析を行える。

新バージョンでは、コピペ判定アルゴリズムの効率化により判定スピードを高速化、15ファイル(約44,994文字)で14秒、300ファイルで23分56秒と前バージョンの約2倍の速度を実現している。ほか、Windows 8への対応、レポート印刷機能や検索条件の拡充などが行われている。

「コピペルナーV3」