Microsoftは9月13日(現地時間)、Office 2013向けの公式ブログ「Office Next」において、ARMプロセッサ上で動作するWindows 8のエディション「Windows RT」向けOfficeスイートとなる「Office Home & Student 2013 RT」の詳細を説明した。ブログによるとOffice Home & Student 2013 RTは、WordとExcel、OneNoteおよびPowerPointの4製品で構成され、Outlookは含まれないという。

また、省電力に対する改良を施すと同時に、セキュリティ保護や信頼性を向上させるため、マクロやアドオン、ActiveXコントロールのサポートしないことを明らかにした。また、PowerPoint 2013 RTは一部の機能をサポートしないなど、Intel/AMDプラットフォーム上で動作する次期Officeスイートとの差は少なくない。

Windows 8のリリース日と同じく10月26日に発売される予定のWindows Surface(サーフェス)RTモデルには、Office Home & Student 2013 RTプレビュー版を搭載し、2012年11月から2013年1月までの間にWindows Update経由で完成版に更新する予定だが、正式な情報はWindows 8リリース後に明らかにするという。

Office Home & Student 2013 RTに含まれる「Word 2013 RT」(同社ブログより)