東芝は21日、同社の無線LAN搭載SDHCメモリカード「FlashAir」と、Android/Windows向けの写真ブラウザアプリ「guPix」の機能連携を開始した。今回の連携により、「guPix」をインストールしたスマートフォンやPCなどに、撮影画像のプレビューが無線経由で自動表示され、SNSやクラウドストレージに手軽にアップロードできる。利用にはファームウェアやアプリを最新版にアップデートする必要がある。
「guPix」は、リプレックスが提供する無料の写真ブラウザアプリ。PCやAndoridマートフォンなどに対応し、「guPix」をインストールした端末の写真を同一アカウントで一元管理できる。
従来FlashAir自体にもカメラで撮影した画像を、それぞれのスマートフォンやAndroidタブレットから、ブラウザ上に手動で表示する機能があったが、今回の連携により、「guPix」アプリでFlashAirの写真を管理できるようになった。
これにより、「guPix」が入った各種端末でサムネイル画像を自動同期できるほか、「guPix」が対応するDropboxなどのクラウドストレージとも連携。また、FlashAirがオフラインの時もFlashAir内のサムネイル画像が閲覧できる。なお、実画像はユーザーが選択して別途ダウンロードするほか、自動同期を行うには無線の接続設定を自動にする必要がある。
東芝は「今後も連携するアプリを拡充する」としている。なお、写真ブラウザアプリ「guPix」は、現状Android版/Windows版ともに無料提供中だが、今後プレミアム版の提供も検討するという。
FlashAir自体がオフラインの時もサムネイルを表示。他のデバイスと同じように管理できる |
スマートフォン経由で「guPix」をインストールしたPCも自動で同期する |