KDDIは、自宅用小型基地局「auフェムトセル」の利用可能回線として、8日から「ピカラ光(STNet)」と「BBIQ(九州通信ネットワーク)」を追加すると発表した。今回の対象回線の追加により、電波改善の手段として「auフェムトセル」の利用対象者が広がる。
「auフェムトセル」は、2010年7月より提供を開始した宅内用の小型基地局。個人ユーザー向けに提供され、宅内で「auひかり」「ADSL one」「ケーブルプラス電話」などと接続し、その回線を経由して、au携帯電話の通話エリアを形成することで、携帯電話基地局から電波の届きにくいマンションの高層階などで電波環境を改善することができる。