Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年7月のモバイルOSシェアが発表された。iOSが引き続き成長傾向にあり、iOSだけで65%以上のシェアを占めている。Androidもゆるやかながら成長を続けており、7月は初めて20%台となった。iOS、Android以外ではWindows Phoneが成長傾向にある。

Java ME、Symbian、BlackBerryの下落傾向は続いている。特にJava MEのシェアはこれまで10%以上をキープしてきていたが、ついに9%まで落ちた。

2012年7月モバイルOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年7月モバイルOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年7月モバイルOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年7月モバイルOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 モバイルOS シェア 推移 備考
1 iOS 65.74% 強く成長
2 Android 20.16% 成長傾向
3 Java ME 9.11% 下落傾向
4 BlackBerry 1.86% -
5 Symbian 1.61%
6 Windows Phone 0.71% 成長傾向
7 Kindle 0.49%
8 Samsung 0.10% -
順位 バージョン別モバイルOS シェア 推移 備考
1 iPad 37.32% 成長傾向
2 iPhone 26.66% 減少傾向
3 Android 2.3 11.42% 減少傾向
4 Java ME 9.11% 下落傾向
5 Android 4.0 3.54% 成長傾向。6位から5位へ
6 Android 2.2 2.42% 下落傾向。5位から6位へ
7 BlackBerry 1.86% -
8 iPod 1.76% -
9 Symbian 1.61%
10 Android 3.2 1.04%

モバイル/タブレット別では、iPadが引き続き成長傾向にある。伸びは鈍化しているものの2位のiPhoneと10%以上の差が開いている。iPhoneのシェアが伸びてないことも要因のひとつだが、2月にシェアが逆転したばかりということを考えるとiPadの人気の高さが窺える。iPhoneはここ数ヵ月、減少傾向にあるが急激な下落は起きておらず、一定のシェアを保持している。

Androidのバージョン別では、4.0が成長傾向にあり、2系および3系はいずれも減少傾向にある。Androidに関しては、Googleが6月末にAndroid 4.1を発表しており、一部のモバイルではアップデートが行われている。Net Applicationsの調査においても、Andorid 4.1のシェア上昇が確認されており、Andoridのバージョン移行も今後の注目点といえる。