パイオニアはCDミニコンポ「X-HM81」「X-EM11」を発表した。X-HM81は8月上旬発売で、X-EM11は8月下旬発売。価格はオープンで、推定市場価格はX-HM81が60,000円前後で、X-EM11が12,000円前後となっている。
X-HM81は、ネットワーク機能を充実させたモデル。「vTuner」で世界のインターネットラジオを聴取できるほか、AirPlayやDLNAも利用可能だ。有線LANだけでなくWi-Fi(対応規格:IEEE802.11b/g)にも標準で対応している。
製品はCDレシーバー部とスピーカーから構成される。CDレシーバー部に搭載されているアンプは、同社のAVアンプなどにも採用されている「Direct Power FET」の搭載により、50W×2のハイパワーを実現。剛性を高める「レイヤードシャーシ」も採用されている。フロントパネルには2.4型のフルカラー液晶ディスプレイが装備されており、アルバムジャケットなどの表示が可能だ。天面パネルには、iPod/iPhone/iPod touchに対応したドックを搭載する。
入力インタフェースは、フロントパネルの3.5mmステレオミニジャックと、背面パネルのRCAピンプラグの2系統を装備。出力インタフェースは、サブウーファープリアウトと、映像出力端子(RCA)、ヘッドホン端子(3.5mmステレオミニジャック)、オプションのBluetoothユニット「AS-BT200/100」接続用端子を装備する。CDレシーバー部のサイズは、W215×D353×H132mm。
スピーカーは、φ2.5cmソフトドームツイーターとグラスファイバー振動板を使用したφ12cmコーン型ウーファーを使用した2Way構成で、キャビネットはW156×D258×H266mmのバスレフ型。重量は4kg(1台)だ。インピーダンスは4Ωで、再生周波数帯域は45Hz~40kHz。
X-EM11は、手軽に使えるシンプルなCDミニコンポ。製品は、CDレシーバーとスピーカーから構成される。
アンプの出力は10W×2で、入力インタフェースは、AUX IN(3.5mmステレオミニジャック)×1系統とUSBポート×1系統を装備する。スピーカーは、φ10cmコーン型フルレンジユニットを使用したバスレフ型だ。サイズは、CDレシーバー部がW152×D215×H175mmで、スピーカーがW135×D198×H175mm。重量はCDレシーバー部が1.4kg、スピーカーが1.3kg(1台)となっている。