マランツは7月13日、7.1chサラウンドレシーバー「SR6007」を発表した。発売は8月上旬で、希望小売価格は125,000円となっている。

4K映像のパススルー、アップスケール、GUI表示に対応した「SR6007」

SR6007は4Kビデオへのフル対応を特徴としたモデル。SD~フルHD画質の映像の4Kアップスケールや、4K信号のパススルー、4K映像再生中のGUI表示が可能だ。

定格出力は各チャンネルとも110W(8Ω,20Hz~20kHz、THD 0.08%)。実用最大出力は各チャンネルとも190W(6Ω、JEITA)で、EIコアトランスと大容量ブロックコンデンサの採用により、5ch駆動時でも、定格出力の70%の出力が可能だ。

「SR6007」の背面パネル。入力6系統/出力1系統のHDMI端子を装備する(入力のうち1系統はフロントパネル)

HDMIは入力6系統/出力1系統で、入力のうち1系統はフロントパネルに配置されている。また、フロントパネルには1基のUSBポートも装備する。2系統のHDMI出力は同時出力が可能だ。

ドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audioなどのロスレスフォーマットに対応するほか、ドルビープロロジックIIz、Audyssey DSXなども採用しており、縦方向の音場表現が可能だ。音場設定ツールは、Audyssey MultEQ XTを採用する。

ネットワーク機能も搭載しており、AirPlay/DLNA 1.5に対応。また、インターネットラジオの聴取も可能だ。iPhone/iPod touch用のリモコンアプリ「Marantz Remote App」も利用できる。本体サイズはW440×D389×H161mmで、重量は11.2kg。消費電力は650Wとなっている。