アストロアーツは5月21日の金環日食に向け、日食の様子をiPhoneでシミュレーションできる「金環アプリ2012」を4月から無料公開している。5月4日には、地図ビューの追加などが行われたVer.1.1.0が公開された。

金環アプリ2012では、携帯端末のGPS情報をもとに任意の場所での日食の経過時刻を表示したり、カメラ画像の風景に重ねて日食時の太陽が見える高度や方向を確認できるようになっている。同社では、「5月21日の金環日食は、朝の早い時間に見られます。太陽がまだ低いので、当日になって見上げてみると建物のかげだった、なんていうことにもなりかねません」として、事前の観察ポイント確認などに役立つアプリとしている。

カメラ機能を使った日食のシミュレーション画面

食の開始や最大などの時間がわかる時刻表機能

日食のシミュレーション機能のほか、食の開始や最大などの時間がわかる時刻表、食が最大となる時刻をカウントダウンする機能なども備えている。

動作対応機種はiPhone全機種だが、iPhone 3GS/4/4S以外ではカメラ機能は利用できない。対応OSはiOS 4.3以上(5.0以上を推奨)となっており、App Storeから無料でダウンロードできる。