米Advanced Micro Devices (AMD)は4月24日(現地時間)、同社GCN (Graphics Core Next)アーキテクチャを採用して28nm製造プロセスで提供される初のモバイル向けGPU「AMD Radeon HD 7900M」「同7800M」「同7700M」の3製品を発表した。DirectX 11.1をフルサポートするほか、AMD Enduro Technologyの採用により、アプリケーションの要求に応じて内蔵GPUとディスクリートのGPUを自動的に切り替え、パフォーマンスと低消費電力を両立できるという。

新製品の位置づけ

前述のように、ノートPC向けとしては初のGCN対応GPUとなる。Enduro Technologyに加え、GPUスイッチング時のパワーゲーティングによる電力消費のシャットダウンのほか、コアの使用状況に応じて消費電力を低減するAMD ZeroCore Technologyなどを組み合わせ、ノートPCにおける低消費電力化を実現した点をAMDでは強調している。

パフォーマンス面ではストリーミングプロセッシング技術のAMD App Accelerationにより、OpenCLやDirectCompute APIからGPGPU機能を利用できる。メディア再生についてはAMD HD Media Acceleratorにより、DivXやBlu-rayを含む複数メディアやフォーマットでの1080p以上の解像度や3Dの映像再生に対応する。このほかHD 7000Mの世代でアップグレードされたAMD Eyefinity Technologyにより、最大6つのディスプレイへの画像出力に対応できる。

各製品の主なスペックは以下の表の通り。

各製品の主なスペック一覧

TechSpotによれば、3製品ともに製品出荷時期は5-6月ごろが見込まれるという。