オーシャンブリッジは3月2日、「Microsoft SharePoint 2010」に登録されている各種文書・図面・画像ファイルをWebブラウザで表示するファイルビューアシステム「Brava for SharePoint 2010」、ならびにPDF、TIFFなどへ変換できるコンバータ「Net-It Enterprise for SharePoint 2010」の販売を開始した。

「Brava for SharePoint 2010」は、SharePoint 2010及びFAST Search Server 2010 for SharePointの検索機能と連携し、検索結果画面でのサムネイル表示、Flashビューアでのプレビュー表示や、ヒットした検索キーワードが含まれるページをダイレクトに表示し、キーワードをハイライト表示する。

また、オフィスファイル、PDF、AutoCADの図面、TIFF画像などの各種ファイルをサーバ側で表示専用データに変換してビューアで表示するので、クライアントPCへの負荷が少なく、高速な表示・閲覧が可能。部内レビューの際には、原本ファイルを修正することなく、コメントや修正指示を書き込んで共有することもできる。

「2種類のビューアとサムネイル一覧」

ビューア上でコメントの書き込みやスタンプの追加ができるマークアップ機能

「Net-It Enterprise for SharePoint 2010」は、SharePoint 2010に登録されているファイルをPDF、TIFFまたは暗号化されたCSFファイルに変換するマルチフォーマットコンバータ。「SharePoint Designer 2010」と組み合わせることで、ファイルにコメントやスタンプを焼き込み、PDFやTIFFなどに変換し、指定されたドキュメントライブラリにアップロードすることもできる。

価格は、「Brava for SharePoint 2010」のサーバライセンスが150万円~、クライアントライセンスが5,000円~。「Net-It Enterprise for SharePoint 2010」はサーバライセンスが150万円。