ソニーは21日、液晶一体型デスクトップPC「VAIO Lシリーズ」「VAIO Jシリーズ」の2012年春モデルの店頭販売向けモデルに、追加ラインナップを発表した。全て3月3日の発売を予定し、価格はオープンプライス。

主な製品を1月25日に一斉発表した2012春のVAIOの、「VAIO Lシリーズ」「VAIO Jシリーズ」に、新たなバリエーションモデルが加わった。あわせて、当時発売日未定となっていた「VAIO Sシリーズ」の店頭モデル「VPCSB47FJ」の発売日が3月3日に、「VAIO Yシリーズ」の店頭モデル「VPCYB49KJ」の発売日が3月10日に決定している。

Lシリーズ追加モデル

追加モデルは2モデルで、「VPCL249FJ/B」(ブラック)と「VPCL248FJ/WI」(ホワイト)。店頭予想価格は前者が約250,000円、後者が約220,000円。発表済みモデルに対して上位に位置するスペックのモデルとなる。

「VAIO Lシリーズ」

VPCL249FJ/Bの主な仕様は、ディスプレイが3D・タッチパネル対応の24型フルHD(1,920×1,080ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i7-2670QM(2.20GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 540M 1GB、メモリがDDR3-10600 SO-DIMM 8GB(4GB×2)、ストレージがSATA 7200rpm HDD 2TB、光学ドライブがブルーレイ(BDXL対応、DVDスーパーマルチ機能搭載)。TVチューナーはスグつくTV用地デジ×1基、地デジ/BS/110度CS×2基で、VAIO AVCトランスコーダ×2基。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit。オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。

主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、GigabitEthernet、Bluetooth 3.0+HS、USB 3.0×2、USB 2.0×3、IEEE1394×1、HDMI出力(3D対応)×1、HDMI入力×1、ビデオ入力×1、オーディオ入出力、メモリカードスロット、131万画素Webカメラ。ワイヤレスキーボード/レーザーマウス/リモコンのほか、3Dメガネが付属する。本体サイズ/重量は約W608×D168~187×H429~439mm/約12kg。

VPCL248FJ/WIは、上記から3D関連の機能・付属品とタッチパネル機能を省き、グラフィックスをNVIDIA GeForce 315Mに変更したモデルだ。

Jシリーズ追加モデル

追加モデルは2モデルで、「VPCJ236FJ/B」(ブラック)と「VPCJ236FJ/W」(ホワイト)。内部仕様は共通で、カラーバリエーションの2モデルとなる。店頭予想価格はともに約120,000円。発表済みモデルに対して下位に位置するエントリーモデルとなる。

「VAIO Jシリーズ」

主な仕様は、ディスプレイが21.5型フルHD(1,920×1,080ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Pentium B960(2.20GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、メモリがDDR3-10600 SO-DIMM 4GB(4GB×1)、ストレージがSATA 5400rpm HDD 1.5TB、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。TVチューナーは地デジ×1基で、VAIO AVCトランスコーダ×1基。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit。オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。

主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、GigabitEthernet、USB 3.0×2、USB 2.0×2、、オーディオ入出力、メモリカードスロット、31万画素Webカメラ。ワイヤレスキーボード/レーザーマウス、VAIO用マルチリモコンが付属する。本体サイズ/重量は約W525×D185~310×H398~366mm/約8kg。