アイ・オー・データ機器は15日、IEEE802.11a/b/g/n対応の無線LANアクセスポイント「WHG-NAPG/A」から、いくつかの機能を制限した廉価モデル「WHG-NAPG/AL」を発表した。3月上旬より発売し、価格は19,800円(税別)。
IEEE802.11n/a(5GHz帯)とIEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)の同時通信や、最大300Mbps(理論値)の通信速度に対応する無線LANアクセスポイント。2010年10月に発売された「WHG-NAPG/A」から、「WDS/ユニバーサルリピーターモード」「802,1x/EAP認証」「タグVLAN」「SNMP」「Syslog」「E-mail Log管理」といった機能を省略したモデル。マルチSSIDの数も「4」から「2」に制限されている。
2本の外付けダイポールアンテナを装備し、電波送信出力レベルを抑えて電波干渉リスクを低減する電波出力調整機能を搭載。セキュリティはWPA2-PSK(TKIP/AES)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WEP(64/128bit)、MACアドレス接続制限、無線LANクライアント同士の通信を制限するポートセパレータ、SSID非通知設定など。無線LAN接続台数は最大50台。
有線LANポートはGigabit Ethernet×1で、LANケーブルから受電するPoEに対応。本体サイズはW220×D140×H30mm、重量は約360g。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7、Mac OS X 10.4~10.7。