ソニーは25日、11.6型液晶を搭載したコンパクトモバイルノートPC「VAIO Y」シリーズ2012年春モデルを発表した。価格はオープンで、店頭モデルの予想価格は9万円前後。
店頭モデルのラインナップは1機種のみで、カラーバリエーションごとに「VPCYB49KJ/S」(シルバー)、「VPCYB49KJ/P」(ピンク)、「VPCYB49KJ/G」(グリーン)となっている。基本的なスペックは2011年秋モデルを踏襲しており、HDD容量が640GBへと増強された。
VPCYB49KJ/Sの主な仕様は、ディスプレイが11.6型WXGA(1,366×768ドット)LEDバックライト液晶、CPUがデュアルコアのAMD E-450(1.65GHz)、チップセットがAMD A50M、グラフィックスが統合型のAMD Radeon HD 6320、メモリがDDR3-10600 SO-DIMM 4GB、ストレージがSATA 5400rpm HDD 640GB。OSはWindows 7 Home Premium SP1 32bit。オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。
主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、GigabitEternet、Bluetooth 2.1+EDR、USB 2.0×3、HDMI、D-Sub、オーディオ入出力、メモリカードスロット、31万画素Webカメラ。本体サイズ/重量はW290×D202.8×H31.5~25mm/約1.46kg。バッテリ駆動時間は付属の標準バッテリで約5.5時間、別売りの(S)バッテリで約7時間、同(L)バッテリで約10.5時間。
オーナーメードモデルのCTOではCore i5の選択も可能で、SSDを搭載することもできる。専用カラーとしてブラックとボルドーも用意されている。