米カリフォルニア州マウンテンビューにあるコンピューター歴史博物館(The Computer History Museum)は5日(現地時間)、Apple共同創業者Steve Jobs氏の足跡を追うオンライン展示「Steve Jobs: First, Last, One more thing...」を開始した。

大学に進む前にSteve Wozniak氏と共に作ったBlue Box (1972年)から、「最後のメジャーな製品ローンチ」と紹介されているiPad (2010年)まで……Jobs氏がその生涯で手がけてきたデバイスや製品、関わってきたプロジェクトや企業などを網羅したWeb展示会だ。同博物館は約3000点のAppleに関するアイテムを所蔵しており、Jobs氏の高校時代の写真、1980年に初期のAppleについて語るJobs氏の映像、Homebrew Computer Clubのニュースレター、Apple 1のマニュアルなど、数多くの貴重な資料を確認できる。

なお、同博物館では12月13日にSteve Jobs氏の評伝「Steve Jobs」の著者Walter Isaacson氏の講演が行われる。その様子はシリコンバレーのラジオ局KQEDが14日にストリーミング放送し、20日に博物館のYouTubeチャンネルで公開される。

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