文書作成に特化したテキストエディター

まずはWZ Writing Editorのセットアップから取りかかりましょう。ダウンロードページにアクセスし、<WZ Writing Editorプレビュー版ダウンロード>ボタンをクリックしますと、半自動的にセットアップが進行する<セットアップ開始>ボタンと、展開先やテキストファイルの関連付け設定が可能な<セットアップ選択>ボタンの二つを選択できます。特に問題がなければ前者を選択しましょう。なお、使用許諾契約書の内容は最後まで読みませんと、次に進めないので注意してください(図03~09)。

図03 ダウンロードページからプレビュー版をダウンロードします

図04 セットアッププログラムが起動したら、<セットアップ>開始ボタンをクリックします

図05 使用許諾契約書の内容を確認し、同意できるようであれば<次へ>ボタンをクリックします

図06 セットアップの内容が表示されます。問題がなければ<セットアップ開始>ボタンをクリックしてください

図07 これでWZ Writing Editorのセットアップが完了しました。<OK>ボタンをクリックします

図08 セットアップを終えると最初に環境設定ダイアログが起動します。お好みに応じて変更してください

図09 これでWZ Writing Editorが起動しました。ご覧のとおりシンプルな画面構成です

まずは適当なテキストファイルをWZ Writing Editorで開いてみましょう。同テキストエディターでは、印刷や組版の分野で一般的に知られている余白を自動的に取る機能が備わっており、日本語と英字の前後に自動で四分空きを取り、括弧や記号といった約物が連続する際は、自動で二分空きを詰めて表示されます。図10と図11は同じテキストファイルをWZ Writing Editorとメモ帳で開いたものですが、視認性が大きく異なることがおわかり頂けるでしょう(図10~11)。

図10 自動的に文字組みの空きが調整され見やすくなっています。なお、フォントは初期状態のMS明朝です

図11 こちらは同ファイルをメモ帳で開いた状態。文字組みの調整は一切行われません。なお、フォントはMSゴシックです