日本マイクロソフトは、写真やビデオなどのデジタルデータの管理・共有を手軽に行える家庭向けホームサーバーソリューションの最新版「Microsoft Windows Home Server 2011 日本語版」を、パートナー各社の対応ハードウェアや自作用途などPCパーツなどと共に販売するDSP版として、5月21日より提供する。

Windows Home Serverは、デジタルカメラで撮影した写真やダウンロードした音楽データなど家庭内においても急増するデジタルデータ、デジタル資産の管理を快適に行うための家庭内サーバーソリューション。ファイルを効率的に管理・整理、各部屋のPCからも簡単にアクセスすることが可能な使いやすいユーザーインタフェースが提供される。

Windows Home Server 2011 日本語版の情報サイト。活用術やカタログなど詳細な資料やパートナー各社による予約キャンペーンなども開催されている

外出先のPCやスマートフォンなどからも同様に自宅のデータにアクセスできるので、大切に保管してある映像や録画番組など、自動最適化されたスムーズな映像で出先のスマートフォンから楽しむ、プリンタやスキャナなどの周辺機器を使ったデータやりとりなども集中的に管理できるなどワンランク上のPC活用を提供する。

新バージョンとなる「Windows Home Server 2011」では、リモートアクセスによるストリーミング機能の向上やスマートフォンなどのモバイル端末への最適化、DNLA2.0への対応によるDNLA対応機器との連携が強化、管理ダッシュボートやスタートパッドといった操作性の向上も図られている。また、クライアントPCの自動バックアップ機能、OSのイメージ、サーバー全体のバックアップなど、大切なデータをセキュアに保管する仕組みも提供される。

なお、5月上旬にはWebサイトにて評価版が提供される予定で、評価版は同社のホスティングサーバー上で容易に機能を試すことができる仕組みが提供される。また、5月21日(13:00から17:00)には秋葉原カフェソラーレにおいて、発売記念イベントを開催、日本マイクロソフト担当者によるステージやプレゼント抽選会なども予定されている。