東芝ソリューションは4月22日、東日本大震災の被災地域の企業や団体に対するITインフラの復旧支援を目的として実施中の「ITインフラ復旧プロジェクト」の復旧支援メニューを体系化し、新たにクラウドサービスの無償提供を行うことを発表した。

同社が体系化した「ITインフラ復旧支援メニュー」は、「ITプラットフォーム復旧」(IT機器の修理、システム復旧など)、「ファシリティ整備」(電源や通信環境などの復旧や整備支援)、「事業継続対策」(データバックアップ、システムやデータセンター移設などの支援)、「データ救済」(障害ディスクのデータ救済や帳票・伝票の電子化などを支援)の4つ。これに、今回新たに「特別無償提供メニュー」として、情報活用基盤SaaS「Eiplaza」が加わった。

「Eiplaza」の無償提供期間は2011年4月~9月末日で、無償提供の対象となるのは災害救助法適用市町村の企業や団体。