コンパクトながらハイエンドVGA対応

アビーからは、奥行きがコンパクトなPCケース「AS Enclosure DX4」「同 DX3」が発売となっている。DX4はATX、DX3はマイクロATXに対応するケースで、カラーはそれぞれシルバーとブラックの2色を用意。価格はDX4が30,000円前後、DX3が28,000円前後だ。

これはマイクロATX向けの「AS Enclosure DX3」

コンパクトながら内部には12cmファンを4つ搭載している

ケースの奥行きは両モデルとも333mmと短めだが、レイアウトの工夫によって約290mmという拡張カードのスペースを確保しており、同社によれば、GeForce GTX 580やRadeon HD 6970といったハイエンドグラフィックスカードの搭載にも対応しているという。またサイドには12cmファンを2つ搭載しており、グラフィックスカードの冷却にも配慮した。

シャドウベイを下に置いたことで、拡張カードに干渉しないようになった

初の80 PLUS Platinum電源

初の80 PLUS Platinum電源がSuper Flowerから登場した。「SF-550P14PE」という定格出力550Wの製品で、価格はTSUKUMO eX.で19,800円。同クラスの電源ユニットに比べるとかなり高い"ご祝儀価格"となっているが、変換効率と耐久性の高さを謳っている。

Super FlowerのATX電源「SF-550P14PE」。定格出力は550Wと控えめ

80 PLUS Platinumの認証を取得。Gold以上の高効率を実現している

最近では80 PLUS Goldの電源ユニットもかなり種類が増えてきたが、Platinumとなるとまだこの製品が初めて。80 PLUSでは、負荷の高さに応じた変換効率が規定されており、Platinumでは50%負荷時に92%以上という高い効率が求められている。

■各認証の変換効率(115V時)
負荷の高さ 20% 50% 100%
80 PLUS 80% 80% 80%
80 PLUS Bronze 82% 85% 82%
80 PLUS Silver 85% 88% 85%
80 PLUS Gold 87% 90% 87%
80 PLUS Platinum 90% 92% 89%