オリンパスは8日、光学18倍ズームレンズを搭載しながらコンパクトボディを実現したデジタルカメラ「OLYMPUS SZ-10」を今春から発売すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万7,000円前後。

光学18倍ズームレンズを搭載した「OLYMPUS SZ-10」

SZ-10は、35mm判換算28~504mmをカバーする光学18倍ズームレンズを搭載しつつ、105.9(W)×67.3(H)× 37.9(D)mm、215gというコンパクトボディを実現。ポケットにも入る高倍率ズーム機としてアピールしている。CCDシフト方式の手ブレ補正機能と高感度撮影機能を組み合わせた「DUAL IS」機能を備え、テレ端撮影時の手ブレも効果的に補正するとしている。

背面には約46万ドット3.0型TFT液晶を採用した

ムービー撮影専用ボタンを配置し、720PのHD動画の撮影もサポート。3D対応テレビなどで3D画像として表示できる「3Dフォト撮影」機能も搭載。2枚の画像を撮影して合成することで、立体感のある画像を生成できる。新たに「水彩」「クリスタル」の効果を追加し、全8種類となった「マジックフィルター」機能、犬・猫の顔を自動で検出する「ペットモード」なども備えている。

撮像素子は有効画素数1,400万画素1/2.3型CCD、画像処理エンジンは「TruePic III +」。レンズのF値はF3.1~F4.4、背面液晶は約46万ドット3.0型TFT液晶となっている。