バッファローは、インテルWiDiに対応したTVアダプタ「PC-TV1/HD」を3月下旬より発売する。同じくインテルWiDi対応のPC画面を「PC-TV1/HD」でワイヤレス受信し、「PC-TV1/HD」に接続したテレビへと出力する。価格は12,500円(税別)。

「PC-TV1/HD」

インテルWiDi(インテル ワイヤレス・ディスプレイ)は、PC画面を無線LANで転送し、家電のテレビなどで表示する技術。「PC-TV1/HD」は、PC画面を無線LAN経由で受信して、テレビへ出力する機器だ。

最大でフルHD(1,920×1,080ドット)の出力解像度に対応し、3通りの表示モードを備える。PCとテレビで同じ画面を表示する「クローンモード」、PCとテレビで異なるデスクトップ画面を表示する「デュアルビュー(拡張)モード」、PCの画面は非表示でテレビ画面のみ表示する「プロジェクターモード」だ。

利用にはインテルWiDi対応のPCが必要で、1月12日時点では富士通の「LIFEBOOK AH77/C」、「LIFEBOOK AH56/C」、「LIFEBOOK SH76/C」、「LIFEBOOK PH74/C」の対応が確認済み。著作権保護されたコンテンツには対応せず、PCと「PC-TV1/HD」の間隔は6m以内が推奨されている。

出力インタフェースは、HDMI、コンポジットビデオ、LR音声、S/PDIF。本体サイズはW138×D35×H105mm、重量は約215g。