ホビージャパンは、19世紀末のロンドンを恐怖に陥れた、切り裂きジャックによる連続殺人事件を題材としたボードゲーム『ホワイトチャペル』を2011年1月上旬に発売する。価格は5,880円。
1888年、当時は世界最大の文明都市であったロンドンでそれは起こった。切り裂きジャックによる連続猟奇殺人事件である。署名入りの犯行予告を新聞社に送りつけるなど、劇場型犯罪の元祖としても名高い本事件。事件現場となった街の名称から「ホワイトチャペル連続殺人事件」とも言われている。
『ホワイトチャペル』は、この切り裂きジャックによる一連の犯行と、それに立ち向かうロンドン市警を題材とした犯罪捜査ゲームだ。プレイヤーの1人は切り裂きジャックとなって犯行を重ねる。そのほかのプレイヤーは捜査側となり、犯行現場から潜伏場所までジャックを追跡し、捕らえるのが目的だ。
馬車や裏道を使用して追跡をかわしたり、有名な"手紙"を出して捜査を混乱させることができるジャック。この恐ろしい獣を果たしてロンドン市警は狩り出すことができるのか? 史実に基づいたイベントや能力、雰囲気たっぷりのアートワークもゲームを盛り上げる。