「Microsoft Office Web Apps」を使うと、前述した方法でSkyDriveに保存したOffice文書をさらに便利に活用できる。

Microsoft Office Web Appsは、インターネット上でOffice文書の閲覧や編集ができるWebアプリだ。利用できる機能が限定されるなど、通常のOfficeと全く同じというわけにはいかないが、OfficeのインストールされていないパソコンでもOffice文書の編集ができるのはやはりありがたい。外出先でちょっとした修正を行いたいなどといったケースで重宝するツールだ。

Web Appsを起動するには、Office 2011でSkyDriveに保存したファイルにポインタを合わせ、[ブラウザーで編集]をクリックすればOKだ。

SkyDrive内の保存ファイルにポインタを合わせ、[ブラウザーで編集]をクリックすると、Web Appsが起動する

Web Appsでもリボンインターフェイスが採用されているので、操作の方法はおおむね通常のOfficeと同じだ。ただしタブの数は少なく、利用できる機能もかなり厳選されていることは覚えておこう。

Excel Web Appsの画面。操作方法は通常のOfficeとほぼ同じだが、オリジナルのリボンはタブが少なく機能も厳選されている

このサービスは当初Office 2010(およびOffice 11)のユーザーに優先的に提供されていたが、マイクロソフトは2010年12月8日をもって「Windows Live」の最新版への以降を完了し、Windows Liveユーザー全員がOffice Web Appsを利用できるようになったことを発表している。

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