アクティスは、ATX電源ユニットの新製品として、ATX12V Ver2.3対応で80PLUS BRONZE認証取得の定格500W電源「REX-500A12-N」と、同定格600W電源「REX-600A12-N」を発表した。従来製品のものを改良した新ファームウェアROM採用で、動作安定性が向上している。ともに12月中旬に発売予定。店頭予想価格は前者が6,980円、後者が7,980円。
変換効率に優れる80PLUS BRONZE認証のATX電源。電流、電圧の監視方法をファームウェアレベルから見直し、特定マザーボードなどで発生するの「起動しない」「黒画面でフリーズ」「立ち上げ中の電源落ち」などの現象に幅広く対策した。ほか、FSC(Flexible Shared Current)機構により、+12Vラインにて電流供給不足に陥った場合、もう1つの+12Vラインから電流を補うよう自動調整できる。放熱効果を高める金メッキ仕様のエンボスヒートシンクと静音ファンや、高品質な105℃品コンデンサの採用なども特徴だ。
REX-500A12-Nの主な仕様は、定格出力が500W(ピーク620W/60秒)。各DC出力は+3.3V/20A、+5V/20A、+12V1/22A、+12V2/23A、-12V/0.8A、+5VSB/2.5A。コネクタ構成はメインコネクタ 20+4pin×1、ATX +12V 4pin+4pin×1、Drive 4pin×4、Driveミニ 4pin×1、SATA 15pin×4、PCI-Express 6pin×1、PCI-Express 6+2pin×1。
REX-600A12-Nの主な仕様は、定格出力が600W(ピーク720W/60秒)。各DC出力は+3.3V/20A、+5V/20A、+12V1/25A、+12V2/25A、-12V/0.8A、+5VSB/2.5A。コネクタ構成はメインコネクタ 20+4pin×1、ATX +12V 4pin+4pin×1、Drive 4pin×4、Driveミニ 4pin×1、SATA 15pin×4、PCI-Express 6pin×1、PCI-Express 6+2pin×1。