RightMark Multi-Thread Memory Test 1.1(グラフ11~12)

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RMMA自身は以前Phenom II X6のテストで差がない事を確認しているので今回は見送りとし、RMMTのみ実施している。

グラフ11がRead、グラフ12がWriteであるが、多少カーブに違いはあるものの傾向は同じである。ここで同時に、X2 565が帯域を使いきれていない事も判る。どちらのグラフも(他の線の下になってしまって見にくいが)2Threadまでの傾向はほぼ同じで、ここから4Threadくらいまで、緩やかながら更に増加する筈なのだが、あいにくX2 565は2Threadまでなので、他のCPUがReadで15.5GB/sec、Writeで7.5GB/sec程度のピーク値を出せるにも関わらず、Readで12.8GB/sec、Writeで7GB/secといったところで打ち止めになってしまっている。

ちなみに今回はNBのオーバークロック動作はさせていない(定格の2GHz駆動)関係でReadでも15.5GB/secどまりであるが、これを2.4GHzまで引き上げると更に性能が上がる事が期待できるというのはPhenom II X6のテストでも示した通りだ。