「次電+」の概要とインストール

「次電+」の概要とインストール

「あそこなら電車で30分あれば着くだろう」と思って出発したけれど、駅に着いたらなかなか電車が来なくて予定に遅れてしまった、という経験はないだろうか。時間厳守の約束に出掛けるのなら、最寄り駅の時刻表も調べておいたほうが良い。そんな時に役立つFirefoxのアドオンが「次電+」だ。「次電+」は、「Open Timetable」という時刻表サービスを利用しやすくする拡張機能。最寄り駅までの所要時間を設定して、直近の出発時刻を確認できる。また、未完成の時刻表がある場合、自分で時刻表を編集することも可能だ。

注意:本稿では、Firefoxのアドオンのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。

「次電+」をインストール

それでは、「次電+」をインストールしよう。FirefoxのアドオンのWebサイトで、画面中央にある[Firefoxへ追加]ボタンをクリックする(図1)。ここで画面上に「このサイト(addons.mozilla.org)からはFirefoxにソフトウェアをインストールできない設定になっています」と表示された場合は、右端にある[許可]ボタンをクリックしよう(図2)。

図1 「次電+」の下にある[Firefoxへ追加]ボタンをクリックする

図2 セキュリティのメッセージが表示されたら、右端の[許可]ボタンをクリックする

インストールの確認ダイアログが表示されたら、[今すぐインストール]ボタンをクリックする(図3)。インストールが実行されるとアドオンのダイアログが表示されるので、[Firefoxを再起動]ボタンをクリックし、Firefoxを再起動する(図4)。再起動後、表示されたアドオンのダイアログで新しいアドオンがインストールされたことを確認し(図5)、これを閉じる。インストールはこれで完了だ。

図3 [今すぐインストール]ボタンをクリックして、インストールを開始する

図4 [Firefoxを再起動]ボタンをクリックして、再起動しよう

図5 新しいアドオンがインストールされたことを確認する

最寄り駅の時刻表をチェック

それでは、さっそく「次電+」を使っていこう。「次電+」をインストールすると、ステータスバーの右側にアイコンが表示されている(図6)。最初にこのアイコンをクリックすると、メッセージが表示されるので、[理解しました]ボタンをクリックしよう(図7)。

図6 ステータスバー右側のアイコンをクリックしよう

図7 メッセージが表示されるので、[理解しました]ボタンをクリック

すると、図8のような検索用のウィンドウが表示される。次回以降は、アイコンをクリックすれば、この検索用ウィンドウが表示される。「路線名」にカーソルを合わせ、路線名を入力する(図9)。この際、表示される入力候補から路線を選択することも可能だ。同様に「出発地」と「方面」の入力を行おう(図10)。出発地に選んだ駅までの所要時間を設定し、[時刻表を確認]をクリックして検索を開始する(図11)。

図8 続いて検索用のウィンドウが表示される

図9 「路線名」を入力する。候補から選択することも可能

図10 同様に「路線名」と「出発地」を入力しよう

未完成の時刻表を編集する

平日の時刻表のみが登録されている場合は、図12のように表示されるので「平日」をクリックする。次に表示されるウィンドウでは[OK]ボタンをクリックしよう(図13)。新しいタブに出発地の駅の時刻表ページが表示され、ステータスバーには次に間に合う発車時刻が表示される(図14)。

図11 出発地までの所要時間を設定して[時刻表を確認]ボタンをクリック

図12 「平日」をクリックして、次に進む

図13 [OK]ボタンをクリックしよう

最寄り駅の時刻表が登録されていなかったり、未完成の場合は、自分で時刻表の編集を行うことも可能だ。駅の時刻表ページで右側にある「編集」をクリックする(図15)。ページ左側で何時台かを選択し、さらに発車時刻をクリックしよう(図16)。ページ右側でニックネームとコメントを入力し、[確定]ボタンをクリックすれば編集は完了だ(図17)。

図14 時刻表ページが開き、ステータスバーに次の発車時刻が表示される

図15 ページ右側の「編集」をクリックしよう

図16 何時台かを選択し、さらに出発時刻をクリックする

図17 [確定]ボタンをクリックすれば、編集した時刻表が保存される

最後に、この「次電+」を無効化または削除する場合は、[ツール]メニューから[アドオン]をクリックして表示されるアドオンのダイアログで設定を行う。[拡張機能]で[次電+]を選択し、[無効化]または[削除]のいずれかをクリックしよう(図18)。

図18 [無効化]または[削除]ボタンで、アドオンの無効化または削除ができる